since July 17, 2002
530AP  Active Preselector for MW-SW







530AP

Active Preselector
for MW-SW


製造終了

530AP 取扱説明書



pdf (約560kB)

530AP は、500kHz 〜 30MHz をカバーする受信用プリセレクターです。 堅牢なアルミダイキャスト筐体に収められている同調回路は適切にバンド分割されており、手動で最良点に同調でき、303WA-2 などの受信アンテナからの信号を適切に受信機に渡すために最適です。


 530APは優れた強信号特性をもつ高周波増幅回路を内蔵している手軽ながら本格的なプリセレクターです。 中波放送帯〜短波帯を受信するBCL等にお役立ていただけます。 
 アンテナ入力に同調回路を持たない受信機に短波用アンテナを接続する場合でも、530APを追加することで同調回路を介して良好な受信をしやすくすることができます。  特に303WA-2 など受動式の受信アンテナと受信機の間に接続、組み合わせて使うことで同調回路と適切なアンプを挿入することとなり、より良好な受信環境を実現します。
 受信機との接続は付属の同軸ケーブル(両端BNCP付 約 1m)によって行います。

530APに は、スルー機能を組み込んであります。電源をオフすると同調回路とアンプを介さずに、信号を受信機に渡すこともできます。

弊社の「35BNC」又は「35BNC-AT2」などをご使用になれば、ソニー製のワールドバンドラジオ「ICF-SW7600GR」の外部アンテナ用のプリセレクターとして簡単に接続できます。
周波数範囲 500 kHz 〜 30 MHz
バンド分割 5分割 
信号入出力コネクタ BNCジャック x2 
インピーダンス 50Ω
電源 DC 12V  (ACアダプタ付属)
消費電流 約 25 mA
本体寸法 W86×H47.5×D113.5mm
(突起物含まず)
重量 約 330g (本体のみ)
付属品 同軸ケーブル (両端BNCP付: 約1m)
ACアダプタ

★ 530AP は受信専用です

530AP の接続と操作概要


接続

付属のACアダプタ(または適切な安定化電源など)を電源端子に接続します。303WA-2 などのアンテナからの同軸ケーブルは、アンテナ接続端子に接続します。 530APの出力端子は付属の同軸ケーブルなどで受信機のアンテナ入力に接続します。

電源投入

正常な電源を得られている状態フロントパネルにある電源スイッチのレバーを上側にすると、530AP の電源がオンになり、電源ランプが点灯します。

バンド選択
受信したい周波数をカバーする受信バンドをバンド切換スイッチを使って選択します。530AP には、受信バンドを MHz 単位 で表記してあります。 例えば 「1.6-4」 は 1.6MHz 〜 4MHz を表わしています。バンド選択で受信周波数が、2つのバンドに重なる場合(例7MHz〜10MHz、12MHz〜20MHz)は、どちらのバンドに切換えても使えます。 もし同調をして結果に差があるときは、良好な結果を得られるバンドを選択して使います。

同調(チューニング)
適切なバンド選択がされていれは、チューニングツマミを使って同調を取ることができます。同調点は、受信機のSメータや復調音を参考にして最良となるところを選びます。 530AP は鋭い同調特性を持っていますので、バンドによっては慎重に同調する必要があります。 同調がとれていないと、十分に受信性能を発揮できません。受信するバンドや受信周波数を変更するときには、その都度、同調を取り直すようにします。


電源オフ
530AP の電源をオフするには、フロント面にある電源スイッチのレバーを下側にします。点灯していた電源ランプが消灯し、内部回路はスルーとなります。 使用しないときは、必ず電源オフにします。
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